麺屋 鼎

『大船渡を応援!』美味しいだけじゃない、相模原市のラーメン店

大船渡市の友好都市である、神奈川県相模原市に店を構える「麺屋 鼎(めんや かなえ)」。
小田急線相模大野駅から、徒歩2分の場所にあります。

「さがみはらぁ麺グランプリ」2010年優勝、「相模原お店大賞」第9回大賞を受賞するなど、長年地元で親しまれる人気ラーメン店です。あっさり食べられる豚骨ラーメンとして知られ、女性客が4割をも占めています。

そして、ラーメントッピングに使われているのは大船渡産の茎わかめ。

『大船渡の地元食材が相模原のラーメン屋で活かされている』その背景とは?ラーメンの美味しさの秘密から、大船渡との物語までご紹介いたします。

余分な油はなし!旨味満点の「東京豚骨」

毎日10時間かけて炊き上げる豚骨スープ。
余分な油を徹底的に除き、豚骨が出す旨味だけを抽出します。

他店のスープでは使われることの多い、下処理時に出る「豚のゲンコツの油」は使用しません。また、背脂も追加せず、仕上げには親鳥の油を代用。

こうしてサラッとした透明感の高いスープを提供しています。

「油は少なく、コラーゲンは豊富に」

このあっさりした豚骨スープと細麺が絡み合う、独自ジャンルを「東京豚骨」と呼んでいるのだとか。「東京豚骨」をいただけるのは、「麺屋 鼎」と、店主の修行先のお店の2店舗のみです。

遠方からも足を運ぶ価値ありの『特別な一杯』。
アレンジメニューも豊富に取り揃えているので、ぜひお気に入りのお味を見つけてくださいね。

毎日10時間かけて炊き上げる豚骨スープ。
余分な油を徹底的に除き、豚骨が出す旨味だけを抽出します。

他店のスープでは使われることの多い、下処理時に出る「豚のゲンコツの油」は使用しません。また、背脂も追加せず、仕上げには親鳥の油を代用。

こうしてサラッとした透明感の高いスープを提供しています。

「油は少なく、コラーゲンは豊富に」

このあっさりした豚骨スープと細麺が絡み合う、独自ジャンルを「東京豚骨」と呼んでいるのだとか。「東京豚骨」をいただけるのは、「麺屋 鼎」と、店主の修行先のお店の2店舗のみです。

遠方からも足を運ぶ価値ありの『特別な一杯』。
アレンジメニューも豊富に取り揃えているので、ぜひお気に入りのお味を見つけてくださいね。

定番トッピングは「大船渡産茎わかめ」!

豚骨ベースの王道「横浜家系ラーメン」には、ほうれん草がトッピングされているのが一般的ですが、鼎の「東京豚骨」には、茎わかめトッピングが用意されています。

茎わかめは、ほうれん草と比べて味わい深く、栄養価も高いとの高評価も。

ちなみに鼎の茎わかめは全て手作業で引き裂かれ、食べやすく仕上げられています。この一手間が生み出す、程よいシャキシャキ食感がラーメンの良いアクセントです◎

2004年の創業時から提供されている、茎わかめトッピング。きっかけは、相模原の市場から「三陸産のわかめ」を仕入れたことでした。

当時、他地域のわかめとも食べ比べたという店主の山岡さんですが、「三陸産のわかめは、質が高い。歯ごたえが良く、1番しっかりしていた」と、その味わいを絶賛しています。

豚骨ベースの王道「横浜家系ラーメン」には、ほうれん草がトッピングされているのが一般的ですが、鼎の「東京豚骨」には、茎わかめトッピングが用意されています。

茎わかめは、ほうれん草と比べて味わい深く、栄養価も高いとの高評価も。

ちなみに鼎の茎わかめは全て手作業で引き裂かれ、食べやすく仕上げられています。この一手間が生み出す、程よいシャキシャキ食感がラーメンの良いアクセントです◎

2004年の創業時から提供されている、茎わかめトッピング。きっかけは、相模原の市場から「三陸産のわかめ」を仕入れたことでした。

当時、他地域のわかめとも食べ比べたという店主の山岡さんですが、「三陸産のわかめは、質が高い。歯ごたえが良く、1番しっかりしていた」と、その味わいを絶賛しています。

こうしてラーメン屋では珍しい茎わかめのトッピング生まれ、『鼎の定番』として親しまれるようになりました。

2011年の震災以降は、大船渡の「大和田商店」から直接茎わかめを仕入れているといいます。

鼎の店内には、
「(人気のトッピングワカメは)岩手県大船渡市の海から直送していただいております」との張り紙が。大船渡市の観光ポスターと合わせて展示されており、シンプルな店内の中で一際目を引きます。

「原発の問題などで(東北の海産物には)風評被害もあるけど、うまいもんはうまいから。こういう時こそ応援したいと思って、大船渡のポスターを貼っています」と、力強く語ってくださいました。

こうしてラーメン屋では珍しい茎わかめのトッピング生まれ、『鼎の定番』として親しまれるようになりました。

2011年の震災以降は、大船渡の「大和田商店」から直接茎わかめを仕入れているといいます。

鼎の店内には、
「(人気のトッピングワカメは)岩手県大船渡市の海から直送していただいております」との張り紙が。大船渡市の観光ポスターと合わせて展示されており、シンプルな店内の中で一際目を引きます。

「原発の問題などで(東北の海産物には)風評被害もあるけど、うまいもんはうまいから。こういう時こそ応援したいと思って、大船渡のポスターを貼っています」と、力強く語ってくださいました。

震災支援から現在まで『食』を通じてできること

店主山岡さんは、「大船渡市との縁は深い」と教えてくださいました。

「以前から、大船渡と相模原の飲食店組合は仲がいいんです。2011年の震災の時、もともと交流のあった大船渡の仲間から、被災の現状を知らせる電話をもらいました」

『(津波で)流されちゃって何もない』
『食べにいくところもない』
『仮設でいいから飲食店をやりたい』

大船渡からの切実な叫びに、山岡さんと飲食店組合の仲間たちは心を痛めました。「何かできることを」と手を取り、余っている機材を募って、お鍋やコンロなど飲食店再建に役立つものを持ち寄ったといいます。

そして、集まった支援物資をトラックに積み込み、山岡さんを含む5名の仲間で大船渡へ向かったのです。

店主山岡さんは、「大船渡市との縁は深い」と教えてくださいました。

「以前から、大船渡と相模原の飲食店組合は仲がいいんです。2011年の震災の時、もともと交流のあった大船渡の仲間から、被災の現状を知らせる電話をもらいました」

『(津波で)流されちゃって何もない』
『食べにいくところもない』
『仮設でいいから飲食店をやりたい』

大船渡からの切実な叫びに、山岡さんと飲食店組合の仲間たちは心を痛めました。「何かできることを」と手を取り、余っている機材を募って、お鍋やコンロなど飲食店再建に役立つものを持ち寄ったといいます。

そして、集まった支援物資をトラックに積み込み、山岡さんを含む5名の仲間で大船渡へ向かったのです。

現在の茎わかめの仕入れ先である「大和田商店」と出会ったのも、この来訪がきっかけだったと当時の写真を見ながら振り返ってくださいました。

「うまいもんで、人が不幸になることはないだろう」

こうした思いから、『食』を通じて人々との輪を広げる山岡さん。

こうした方々の心強い支えがあり、大船渡の飲食店が復興していったこと。その美味しい食事で救われた人々がいたであろうこと。

そして、いまだに大船渡へあたたかな気持ちを持ち続け、遠く離れた場所からも応援してくれていることを知り、思わず目頭が熱くなりました。

熱い思いが背後にある、こだわりの一杯をぜひ「麺屋 鼎」で味わってみてください。鼎を応援することが、三陸・大船渡を応援することにもなる。この素敵なサイクルにぜひあなたも。

現在の茎わかめの仕入れ先である「大和田商店」と出会ったのも、この来訪がきっかけだったと当時の写真を見ながら振り返ってくださいました。

「うまいもんで、人が不幸になることはないだろう」

こうした思いから、『食』を通じて人々との輪を広げる山岡さん。

こうした方々の心強い支えがあり、大船渡の飲食店が復興していったこと。その美味しい食事で救われた人々がいたであろうこと。

そして、いまだに大船渡へあたたかな気持ちを持ち続け、遠く離れた場所からも応援してくれていることを知り、思わず目頭が熱くなりました。

熱い思いが背後にある、こだわりの一杯をぜひ「麺屋 鼎」で味わってみてください。鼎を応援することが、三陸・大船渡を応援することにもなる。この素敵なサイクルにぜひあなたも。

ライター 臼山小麦
(長野県出身。2022年の春、大船渡市に移住し「地域おこし協力隊」として活動する。大の旅好きでバックパック一つでどこへでも飛び回る行動派。大船渡の人や土地の魅力を知り、世界へ発信したいという想いで取材を行う。好きな食べ物は牡蠣。)

麺屋 鼎の基本情報

2023年12月 更新

営業時間昼11:00~25:30
定休日無休
住所神奈川県相模原市南区相模大野3-9-3
駐車場なし
その他

コンセント

お子様連れ

ベビーカー入店

PR◆オススメメニュー①◆
「鼎ラーメン」
いわゆる全部乗せ、一つずつトッピングするより140円お安くなっております。

◆オススメメニュー②◆
「7種類の野菜ラーメン」
1日に必要な野菜350グラムがドカンとのります。

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