子育てサークル「きっぴんきっず」は、三陸鉄道吉浜駅に隣接している吉浜地区拠点センターで、毎週月曜日の午前中に開催されています。
吉浜地区の親子のみならず、市内や釜石方面からも参加者がいる人気サークル。その人気の正体は？？

一つ目は、なんといってもとっても広い室内がウリ！雨風寒さもしのげる室内で、思いっきり走り回れる数少ない貴重な場所なんです☆
二つ目は、イベントの多さ！毎月1回はイベントがあります！イベントって、こどもも大人もワクワクしちゃう♪
三つ目は、近くで三鉄を見ることができる！センターの中から、みんなで三鉄をお見送りしています☆

人気の一つでもある、月一イベント！
今回は1月の【ミニミニ豆まき会】と、2月の【お楽しみ会】にお邪魔してきました～！

ボールがあったら投げる！それがこどもじゃ！！！

【ミニミニ豆まき会】は、スポンジの柔らかいブロックを積み重ね、一番上にある鬼のお面を的にカラーボールを投げまくります。ひたすらに。一心不乱に。
目の前の鬼が倒れるまで。いや、倒れてもなおそこにボールがある限り投げ続ける。その真剣な顔の方が鬼の形相でした(笑)
倒れても何度も立ち上がる鬼 VS 立ち上がる前から倒しにかかるこどもたちの闘いはしばらく続きます。

豆まき会が終わると、また自由に遊び始めるこどもたち。この時間は、ママさん同士の情報交換や近況報告など息抜きの時間にもなります。
同じような年代の子をもつママさん同士が、地域の垣根を越え仲良くなれる場所にもなっているから「きっぴんきっず」は人気なのです☆

来月のお楽しみ会も来てね～～！と三鉄を見送り、豆まき会はお開きとなりました♪

2月は「お楽しみ会」

今回のイベントは『お楽しみ会』♪
「おもちゃひき」「おもちゃくじ」「ふうせんプール」など、こどもたちがおおはしゃぎになる仕掛けが用意されていました。

セッティングの段階から興味津々のこどもたち。「早くやりたい」という気持ちがヒシヒシと伝わってきます(笑)
準備ができるまでは、ほかのおもちゃで遊ぼう！！

「きっぴんきっず」にはたくさんのおもちゃがあります。有志で増えているおもちゃもあり、いろんな想い出がつまっているおもちゃが受け継がれていきます。
「あれ？このおもちゃ前あったっけ？」と運営側もわからないうちに増えていることもあるとか(笑)
こどもたちにとっては、古いおもちゃだろうが壊れかけだろうが関係ありません！見たことないおもちゃはすべて「あたらしいおもちゃ」なのです☆

こういう「場所」を残しておきたい。

子育てサークル「きっぴんきっず」は、とある日のお茶っこ飲み会での雑談がきっかけでスタートします。
当時、まだ「こども園」がなかった吉浜地区。3歳以下のこどもたちとその保育者には、なかなか交流の場がありませんでした。「そんな人たちが集まる場所があったらいいよね」その思いがあっという間に具現化し、平成17年3月に「きっぴんきっず」が始まったのです。
吉浜地区は、お父さんお母さんより、おじいちゃんおばあちゃんが日中に孫の世話をする家庭が多く、当時は「おばあちゃんと孫」の参加が多かったと言います。
それがいつしか、転勤が多い家族の交流の場としても利用されるようになり、今では口コミが広がり、三鉄を利用してミニ遠足のように参加してくれる親子も増えたとか。