海鮮の宿ごいし荘別邸海さんぽ

浜風が心地よい宿「海さんぽ」

むかしむかし、ある浜辺にひとりの漁師が住んでいました。心優しい男だったので、必要な分だけ魚を獲り、獲り過ぎた分は海に返してやっていました。
ある日のこと、漁師の家にひとりの若い娘が訪ねて来ました。見知らぬ顔だったので、男は不思議に思いました。しかも娘は突然こう言いました。
「わたしを嫁にしてください」

みなさんはこの出だしで始まる「魚々(とと)の女房」という、大船渡に伝わる昔話をご存知ですか?
突然嫁にしてほしいと祈願してきた若い美しい娘は、それはそれは美味しい味噌汁を作るのだそう。なぜここまで美味しい味噌汁を作るのか疑問に思った男はある日娘が味噌汁を作る様子を覗いたのです。すると娘の下半身は人間ではなく「魚」でした。心優しい漁師の男がいつか助けてくれた魚が、女になり男に尽くし、恩返しをしていたのです。

このお話にちなみ、海さんぽのスタッフさんは「魚々の女房」としてお客様に尽くされます。
ここには超高級ホテルでは絶対に味わえない、あたたかさとぬくもり、そして癒しの時間があなたをまっています。

つい「ただいま」と言いたくなるような

初めて訪れた方も、常連の方もまるで実家に帰ってきたような。
居心地の良い雰囲気で佇むロビー。心がホッと安らぐ空間です。

フロントでは優しい笑顔でお客様をお出迎えしてくれます。
ここで手渡される鍵を手に取り、さあ自分時間の始まりです♡

気配りポイントがたくさんの空間がそこに

2階に上がると客室があります。ここのネーミングセンスが旅人心をくすぐるんです。
「穴通磯」「赤土倉」「巾着岩」「乱暴谷」「碁石椿園」…そうです、碁石海岸にちなんだ名前が付けられています。
次はどこに泊まろうか…まだ来たばかりなのに次回のワクワクが広がりますよね。

部屋に入ると、さっそくお客様への気配りポイントが。
「遠方からいらしてくださるお客様には、まず布団でゴロっとして欲しい。」
疲れた体を休めてほしいという魚々の女房の心遣いです。

旅の醍醐味と言えば

ご飯ですよね。海さんぽのお料理は、沿岸ならではの海鮮たっぷりメニューが用意されています。
中でも、地元でもめったに食べることができない「吉浜あわび(きっぴんあわび)」やフカヒレを堪能できる海風コースがオススメ!

朝食は「和食膳」をご用意。
お食事会場からももちろん海を眺めることができます。潮風を肌で感じながらゆったり朝食をとれるなんて…贅沢ですね♡

入浴はプライベートビーチ気分

温泉ではありませんが、内湯が男女1つずつご用意されています。
朝と夕方は、海を眺めながら入浴することができ、なんとも贅沢♪

足を伸ばしてゆったり入ることができる大きい湯船は、子どもから大人まで楽しめる空間です。
11:30からは日帰り風呂もできるため、リフレッシュに訪れてみては。

洗い場のシャワーヘッドの近くに何か置いてあります。
近寄って見ると、碁石観光名所のおすすめポイントが記入されたモノでした!「徒歩〇分」と書いてあるので、文字通り「海さんぽ」したくなりますね☆

脱衣所にも仕掛けがたくさん。
女湯の方が少し広めになっていますが、そこで目に留まるのが「方言豆知識」。地元では当たり前の方言も、旅人にとってはこれもまた「おもてなし」ですよね☆

女性にうれしいポイント♡

【その1】
女湯だけのシャンプーがあるんです!よくありませんか?宿泊先のシャンプーってキシキシするとか。そもそもリンスインシャンプーだったとか。
Myシャンプーを持っていきたいけど、ただでさえ女子って荷物が多い!
そんな悩みを払拭してくれるのが海さんぽの心遣いです。ありがとうございます♡

【その2】
女性のみ選べる浴衣&帯があるんです!サイズはSMLがあり、浴衣は8種・帯は4種から選ぶことができます♪
ただでさえ非日常を味わえる旅行ですが、さらに思い出ができますね♪

魚々の女房がおもてなします。

碁石海岸が眼前に広がる、最高な場所に位置するお宿。2011年3月11日東日本大震災において甚大な被害を受けましたが、その後「海鮮の宿ごいし荘別邸 海さんぽ」として再開しました。「昭和45年に自宅から始めたのがきっかけで、今の海さんぽまで発展。以前は「ごいし荘」という名前でしたが、どうしても震災で流されたイメージがあり、同じ名前を付けるのに抵抗があった」と話してくださったのは支配人の大和田さん。
明るく優しい笑顔の裏にはこれまでの苦労があったのだと思います。しかしそれを感じさせないやわらかな対応で、常連客が多い理由もうなずけます。

魚々の女房がおもてなします。

碁石海岸が眼前に広がる、最高な場所に位置するお宿。2011年3月11日東日本大震災において甚大な被害を受けましたが、その後「海鮮の宿ごいし荘別邸 海さんぽ」として再開しました。「昭和45年に自宅から始めたのがきっかけで、今の海さんぽまで発展。以前は「ごいし荘」という名前でしたが、どうしても震災で流されたイメージがあり、同じ名前を付けるのに抵抗があった」と話してくださったのは支配人の大和田さん。
明るく優しい笑顔の裏にはこれまでの苦労があったのだと思います。しかしそれを感じさせないやわらかな対応で、常連客が多い理由もうなずけます。

目の前には碁石浜。客室に入ると浜風が心地よく過ごしやすい気候。海鮮たっぷりのお食事。どこをとってもオススメな「海さんぽ」でした。

海鮮の宿ごいし荘別邸海さんぽの基本情報

2023年6月 更新

電話番号TEL:0192-29-3170
FAX:0192-29-2951
営業時間【チェックイン】15:00
【チェックアウト】10:00
住所末崎町字大豆沢46-1
駐車場24台
URL
その他 三陸自動車道「大船渡碁石海岸I.C.」約10分
東北自動車道「一関」「水沢」約90分
BRT「碁石海岸口」車10分
PRご宿泊の方☆
「大船渡ポータルを見た」でプレゼントあり♡

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