みなさんは大船渡テレワークセンターをご存知ですか？東日本大震災で浸水し、住居としては使用できない市営住宅の1階をリノベーションしてできたこの場所は、大人も子供も多目的に利用できる仕事場で、学び場で、遊び場です。
ええ？どういうこと？どんなことできるの？よくわからない！そうですよね！フナコも詳しく知りませんでした！そんなテレワークセンターの魅力を知っていただくために、フナコ取材して参りました！

テレワークセンターは、コワーキングスペース、レンタルオフィスとして部屋と設備を使用できます。勉強や仕事をしたい方はもちろん、イベントやワークショップを開催したりもOK！現在ある6つの部屋は学習向けの部屋・クラフト工作向けの部屋・会議向けの部屋などに分けられ、多種多様な使い方ができます。
さらに勉強に関しては、小中高生向けにプログラミング教室も開催されています。講師はなんとレンタルオフィスとしてテレワークセンターを使用されている富士ソフトさん！使用者同士のいろんな意味での交流の場所にもなっています。

お部屋で驚くのは壁の絵！部屋にはそれぞれ目を引く壁画が！
テレワークセンターは移住促進という目的も持っています。首都圏の人、特にエンジニアの方たちがここで仕事をしたい、ゆくゆくは移住してくれるよう「おっ」と思って来てくれるよう格好よくしたかった。古い建物だけれど、そこを生かしつつアートでおしゃれに。その考えと、当時開催された大船渡高校の美術部の学生とプロのアート集団とのワークショップが合わさってできたのがこちらの壁画なのです！なんと２日で描き上げられたとか！この大作たちが２日…すごい！
さんまや椿、大船渡にまつわるものやイメージ、こんなのがあったら…など絵一つ一つには描いた方達の大船渡への思いが込められています。
壁画を描いているワークショップの風景はYouTubeでも見ることもできます。
ちなみに内装はスタッフさんたちによるDIYの結晶です。インテリアもちょっと変わったものから、おしゃれなものまで☆

近年の進路意識調査でこんな結果がありました。高校生の85%、保護者は90％が「外に出たい、外に出したい」、けれど仕事を学べて働ける環境があれば高校生は75％、保護者は85%「地元に残りたい、残したい」という回答。ならその希望を叶えるための場所を作ろう！「地元で学んで地元で生かす」その想いからこのテレワークセンターはできました。
今後を見据え、ITなどプログラム関連を中心に、子供達には遊びながら学べる場を、大人達には仕事場所や趣味の場として。多方面での受け皿としてのテレワークセンターなのです。またこの働きが全国の地方のためのモデルケースになれたら、という希望もあるそうです。実際に視察にきている団体さんもいらっしゃるとか！大船渡が全国のモデルになるってすごいですよね！

テレワークセンターって専門の人たちが使用する、敷居が高いイメージだったフナコですが、そんなことなかった！！ママ会・お茶会に使っても良いそうです。利用方法は十人十色。子供向けのプログラミング教室もありますし、親子で機械を使って作品作りも楽しいですよね！小さい頃からこういう環境に触れられるって良いですよね〜。将来の夢の幅が広がりそうです！今は6つのお部屋も2019年度中には新しく2部屋追加の予定です。こちらはどんなお部屋になるのかどんな設備が備わるのか…ワクワクしますね！
ぜひここで遊びながら学んだり、たくさんの人と交流したり、新しいことにチャレンジしてみませんか♪

※ご予約・ご利用にあたっては基本情報内のお電話番号にお問い合わせください。