「ガガニコ丼」を彩るのは、なんと10種類以上の海の幸♡
しかも使用しているのは大船渡産の魚介のみ！！
そのため、その日の仕入れによって丼の彩りが変わります。
高渕さん「大船渡のものっていうのにこだわってます。よく海鮮丼で使われるマグロでも、水揚げがない日は使わないんです。」
地元産って言われると、観光客はもちろん心くすぐられますし、地元民も嬉しいですよね〜！
味？新鮮さ？そんなのもちろん最高に決まってるっしょ〜！美味しくない訳がない！！
ランチには小鉢も付きますよ☆お昼にたっぷり幸せ感じてくださいませ！

お蕎麦は高渕さんいちおし！その理由は…高渕さんがそば好き♡だから！！
お店を始める際「俺のわがまま１つだけ聞いてくれ！」と入れたそばメニューは種類も豊富！
麺は盛岡の蕎麦屋さんを口説いて製造方法を伝授していただき、そのお店から蕎麦粉を仕入れ、自家製麺で提供しているこだわりっぷりの十割そばです！
さらにさらにっ写真見てわかるでしょ！「ガガニコ蕎麦」の麺が見えないくらいたっぷりの海藻たち！マスク越しでも感じる磯の香りがすっごいの！！
もちろん具材は大船渡産で、わかめはなんとオーナーが養殖されたものなんですよ！香りだけじゃなく味も食感も抜群です♡

『ガガニコ食堂』は、高渕さんともう1人のオーナー志田さんが立ち上げた『GAGANICO(ガガニコ)合同会社』が始まりです。
元々、高渕さんは末崎でわかめ・昆布などの養殖加工業。志田さんは帝国ホテル勤めだった所、震災後Uターンし、東京をメインにレストランや食堂に魚を卸す仕事をしていました。
お互い地元が末崎と一緒でしたが、何より市場で顔を合わせており、話が合うなと思っていたそうです。
新型コロナウィルスで都会への卸しが不安定になったり、逆に加工品の需要が高まったりと変動する世の中で「卸しと加工業、タッグを組んだら面白いんじゃないか」と高渕さんから声をかけました。それに志田さんは「あ、いいですね！」と即答。(即答！)
お互いの強みを活かせるよう2020年8月17日『GAGANICO合同会社』を立ち上げました。
そして1ヶ月後の9月18日に『ガガニコ食堂』がオープン。

……………………待って待って！
会社立ち上げから食堂オープンまでの期間がおかしくないですか！？こーいうのって念入りに、時間をかけるものでは！？

高渕さん：「どっちも行動力がすごいから(笑)やろうやろう！ってなってバタバタと(笑)」
いやいやいやいや！！！？えぇー…(困惑)
前からいつか飲食をやりたいねと話していたお二人ですが、たまたま「おさかなファクトリー」内に空きスペースが有ると知り、キャッセン大船渡のオーナーに話をした所、次の日「詳しく話をしよう」と呼ばれ、さらに次の日「じゃあやります」と即返事。
高渕さん：「最初はこの場所にするか、俺も迷ってたんだけど。志田くんが『高渕さんやりましょう！ここ一等地だから！仕入れは任せてください！』って言われて盛り上がって(笑)じゃあやっぺ！ってそんな感じで始まったんだ」
そんな感じでって…このお二人、行動力決断力が凄すぎです…！！
元々居抜き物件だったので、テーブルなどの備品はそのまま使用し、オープンはシルバーウィークに間に合わせよう！と店やります！の返事をしてから約1ヶ月。『ガガニコ食堂』がオープンしたのです！