株式会社リアスターファーム

いちご×さんりく=美味いいちごの一大産地に!

三陸町越喜来、ど根性ポプラの近くにあるビニールハウスをご存知ですか?
実はこちら、「いちご」の栽培ハウスなんです!!
三陸地域を【夏いちご】の産地とするべく!陸前高田市に本社を置く、『株式会社リアスターファーム』さんが大船渡市と国とタッグを組み、津波被害を受けた越喜来の産業用地に栽培ハウスを建てられました。
皆さんいちごはお好きですか〜!?美味し〜いいちごがあると聞き、いちご好きのフナコ、行かないわけにはいかないでしょう!
そんなわけでフナコ、『株式会社リアスターファーム』さんの越喜来拠点にお邪魔してきました☆

一年を通して提供できるいちごを

お話を聞かせていただいたのは代表の太田さん(写真左)と社員の蟻川さん(写真右)。
太田さんは新潟県のご出身で、2014年岩手県農業研究センターの研究員として、就職を機に大船渡市に移住されました。
陸前高田市を拠点とし、4年の研究期間を経て、研究所で使わなくなったハウスを生かし、2018年4月に個人事業主としてをスタート。
2019年に『株式会社リアスターファーム』を設立しました。

蟻川さんは神奈川県の出身で、以前は大船渡の地域おこし協力隊の一員でした。
(協力隊時代の取材記事はこちらhttps://ofunato.jp/Summary/info/458)
現在はご結婚され、奥様も一緒に大船渡に移住!(嬉しいですね〜!)今年の夏にはパパだそうですよ♡
協力隊の任期終了後、リアスターファームで働かれております。

お話を聞かせていただいたのは代表の太田さん(写真左)と社員の蟻川さん(写真右)。
太田さんは新潟県のご出身で、2014年岩手県農業研究センターの研究員として、就職を機に大船渡市に移住されました。
陸前高田市を拠点とし、4年の研究期間を経て、研究所で使わなくなったハウスを生かし、2018年4月に個人事業主としてをスタート。
2019年に『株式会社リアスターファーム』を設立しました。

蟻川さんは神奈川県の出身で、以前は大船渡の地域おこし協力隊の一員でした。
(協力隊時代の取材記事はこちらhttps://ofunato.jp/Summary/info/458)
現在はご結婚され、奥様も一緒に大船渡に移住!(嬉しいですね〜!)今年の夏にはパパだそうですよ♡
協力隊の任期終了後、リアスターファームで働かれております。

夏いちごのヒ・ミ・ツ

いちごには、一年のうち一部の時期にだけ収穫できる冬春の「一季成りいちご」と、一年を通して収穫できる夏秋の「四季成りいちご(以下、夏いちご)」の種類があります。
「とちおとめ」など、皆さんお馴染みの代表品種は主流である「一季成りいちご」です。
春になると、いちごフェアとか始まりますよね?いちごの旬=春はこれが理由なのです…!

じゃあじゃあ夏いちごを栽培すれば、1年中いちごフェアできるじゃん!フナコもずーっと美味しいいちご食べたーい!
だがしかーし!そう簡単にいかないヒ・ミ・ツがあったのです。
いちご栽培には適温があり、全国でもエリアが限られます。一季成りいちごに比べ、夏場でも一定の涼しさをキープしなければ生産できないのが夏いちご。
生産技術の手間やコストもあり、国内での夏いちご生産量はな・な・なんと全体の約2%。えっ、少なっ!!!
夏場のスイーツ需要に対する国産いちごの生産量は圧倒的に不足しており、実は夏場のいちごはほとんど輸入品らしいのですよ…!美味しいけども、ちょっと衝撃的事実ですね…。

そこで太田さんは、三陸沿岸地域の夏は涼しく、冬でも暖かい気候に着目。そう、リアスターファームではこの貴重な「夏いちご」を栽培しているんです!

太田さん:「昔は気仙地域でも露地栽培でいちごを作ってたんですよ。今はほぼ農家さんがいらっしゃらないですが…。適した気候のここで、需要のあるいちご栽培が成功すれば、大きな産業になると考えています。」

リアスターファームは、太田さんの研究経験から「四季成りいちごの2年8季どり」という通年安定して収穫できる栽培方法を確立し、持続可能な農業モデルとしても注目されています!
美味しいだけじゃなく、雇用も増え、地域産業にもなるいちご…wow素晴らしい!!

リアスターファームで栽培されているいちごは3品種!
【なつあかり】
果実が大きく、やわらかくて甘く、生食向け。
【信大(しんだい)BS8-9】
香りが豊かで、酸味と甘味のバランスに優れた、ケーキに最適。
【夏の輝き】
さっぱりとした酸味があり、すっきりした後味。

取材のため、いちごを持ってきていただいたんですが!運ばれてきた時点で、んも〜いちごの香りがすごくて!いちご好きにはたまらない幸せ空間〜!
試食もさせていただき多幸感半端ないっす♡

フナコ1:「あ、わたしなつあかりが好きです!」
フナコ2:「わたしは夏の輝きが好みかな〜!」

見てください!断面も見事に違うでしょう!
左から「夏の輝き」「信大(しんだい)BS8-9」「なつあかり」です。
それぞれ味も見た目も三種三様で、生・加工・デコレーション用と、様々なスイーツに使用されています。
市内では、さいとう製菓・壷屋田耕・おおうらや・ロレーヌ・Kojika・ごいしふぉんなど、みなさんご存知の馴染み店もお得意様です☆市外県外の有名パティシエのお菓子にも実は使われているんです〜!

え?どんな味か食べたいって?そんな皆さんに朗報です。
現在「道の駅さんりく」で購入できます!3種類が各パックで販売されているので、ぜひ味比べでお好みを見つけてくださいね☆

目指せブランド化!

今、いわて三陸地域で、リアスターファームが主たる生産農場となり栽培するいちごをブランド化しようと奮闘中!
ブランド名は『さんりく星苺(ほしいちご)』!!
※現在商標出願中。
「夏イチゴを、いわて三陸のスターに」という思いを込めて、地域再生と振興への歩みを進めています。

『さんりく星苺(ほしいちご)』=美味しいいちご
『さんりく星苺(ほしいちご)』=三陸のいちご
美味しいいちご=三陸のいちご
になっていけたら良いですよね!
いや、もう確実になります!!(確信)

うーんロゴも可愛い♡

目指せブランド化!

今、いわて三陸地域で、リアスターファームが主たる生産農場となり栽培するいちごをブランド化しようと奮闘中!
ブランド名は『さんりく星苺(ほしいちご)』!!
※現在商標出願中。
「夏イチゴを、いわて三陸のスターに」という思いを込めて、地域再生と振興への歩みを進めています。

『さんりく星苺(ほしいちご)』=美味しいいちご
『さんりく星苺(ほしいちご)』=三陸のいちご
美味しいいちご=三陸のいちご
になっていけたら良いですよね!
いや、もう確実になります!!(確信)

うーんロゴも可愛い♡

エコと機械と蜂さんと

このビニールハウス、皆さんが知ってるのとちょっと異なる点、わかりますか?
そう、骨組みが木なんです!
一般的には鉄骨が使われていますが鉄は温度変化が激しく、温度管理が大変と言われています。その反面、木は熱を吸収しにくく、温度変化が少ないメリットが!また、木のフシが多くて住宅向けに使えない間伐材を使用されています。おおっ、エコで一石二鳥ですね!!

1ハウスには1万株が栽培され、1株から700〜800gのいちごができます。いちご好きのフナコ、大量のいちご目の前にテンションmax♡
栽培方法にもこだわりがあり、根張りがしやすいよう苗の周りに杉の皮を砕いたものを敷いたり、養分が入った溶液を苗に張ったホースから自動供給し、水撒きの手間を削減。さらに温度管理も自動制御し、効率性up!

苗を育てるL字の台(高さ90cm〜120cm)の形状は、太田さんが考案!
太田さん:「この形だと、日照が入りやすいし、背の低い人も高い人も作業しやすいでしょ?」とサラッと教えてくれました(笑)
さすが!研究経験の知恵!!

栽培方法で気をつけているのは、病気と虫食い。
1株ずつ点検し、病気になってしまったいちごや枯葉などは都度回収、対策をしています。
またハウスにはネットを張って、虫の進入防ぐ対策も。

ん?虫?さっきから蜂さんめっちゃ飛んでますよ…?

そう蜂さん!なんとここでは受粉は蜂さんにお任せ!
何万とある株に人の手での受粉作業はものすごく手間と時間がかかります。
そこで国産原種の「クロマルハナバチ」さんに働いてもらっているのです!

蟻川さん:「1匹〇〇円なんですよ(笑)」
ハウスは蜂さんがハウス外に出ていかないよう、隙間を作らないようにしています。
太田さん:「隙間がないっていうのは、他の虫が入ってこないというメリットもあります」
なるほど!虫が苦手なフナコには安心の場所です(笑)でも蜂って怒らせたら…。
蟻川さん「この蜂は大人しいし、刺しませんよ」

なんとお優しい…。実は撮影中に蜂さんとぶつかってしまいまして…でも刺されませんでしたよ!(蜂さんお仕事の邪魔してごめんなさい)
もしかして蜂蜜も採れるんですか?と質問しましたが、それはできないらしいです。残念!あははっ(笑)

生産量アップ目指して頑張ります!

フナコ:「今後の目標や挑戦してみたいことは?」

太田さん:「現在年間3.4t生産しておりますが、市内でも需要があり、量が足りない状態なんです。今増築しているハウスで、まずは年間20t生産量を目指しています。そして、育てたものをちゃんと流通させ、生産量を増やしてゆきたいですね。」

蟻川さん:「前々から農業に興味があったんですが、傷んだ葉を黙々と取ったりするのが好きで(笑)いちご栽培とても楽しいです!子供も生まれるし、いっぱい稼がないといけないので(笑)いちごをたくさん育てて頑張ります!」

フナコ:「今後の目標や挑戦してみたいことは?」

太田さん:「現在年間3.4t生産しておりますが、市内でも需要があり、量が足りない状態なんです。今増築しているハウスで、まずは年間20t生産量を目指しています。そして、育てたものをちゃんと流通させ、生産量を増やしてゆきたいですね。」

蟻川さん:「前々から農業に興味があったんですが、傷んだ葉を黙々と取ったりするのが好きで(笑)いちご栽培とても楽しいです!子供も生まれるし、いっぱい稼がないといけないので(笑)いちごをたくさん育てて頑張ります!」

「お二人の黒パーカーは、ユニフォームですか?」とフナコ思わず聞いてしまったくらい似た服装で仲良しのお二人(※服はブランドも素材も全然違うそうです(笑))
現在、陸前高田と大船渡の事務所を合わせて従業員はなんと3人!この面積のハウスを少人数で!?と驚きましたが、ICT化といちご栽培のみに注力しているので、少人数でも対応可能なのだとか。
しかし増築しているハウスもあり、今後は従業員も増やし!事業拡大と地域活性、そして美味しいいちごを育てるために日々邁進!だそうです!
一年中美味しい三陸のいちごが全国に知れ渡るのが楽しみですね〜♡

株式会社リアスターファームの基本情報

2021年3月 更新

電話番号0192-22-8456
営業時間9:00~18:00
住所(本社)陸前高田市米崎町字川崎220-1
(越喜来事務所)三陸町越喜来沖田52-11
駐車場有り
URL
その他 ◆事業内容
夏いちごの栽培・出荷
PRリアスターファームのいちごは、道の駅さんりくで販売しています!

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