廣洋館では、和室・洋室・和洋室、全27室をご用意しています。最大5名まで宿泊できる広々としたお部屋から、ビジネス利用にも便利なシングルルームまで。

どのお部屋も洗練されたシンプルなインテリアで統一されており、ホッと心落ち着く雰囲気が漂います。

さらに、三陸海岸を眺める大浴場も完備。足を伸ばして、旅の疲れを癒すことができます。

まさに「やすらぎの宿」という名前の通り、「施設内でのんびり過ごしたい」という方が多く利用されるのだとか。日常の喧騒から離れた、穏やかな時間があなたをお待ちしています。

数あるお部屋の中でも特に人気なのは、3室限定の「特別室」。

特別室には、それぞれオーシャンビューの半露天風呂がついており、湯船に浸かりながら圧巻の眺望を楽しむことができます。

水平線が視線の先にまっすぐと広がる光景は、特別室をあえて一階に配置するという廣洋館独自の工夫ゆえ。こうすることで海を見下ろすのではなく、三陸の海を一体に感じ、自然の雄大さを味わうことができるのです。

デッキから、朝焼けに染まる海を楽しむのもおすすめの過ごし方。

代表の熊谷さんは大のジャズ好きで、廣洋館のラウンジには2,000枚以上のレコードが並んでいます。

毎月第３水曜日には、「ジャズ喫茶」を開催。宿泊客のみならず、地元のジャズファンも集まり、レコードを楽しむ場を設けています。わずか500円のコーヒーで、気軽に立ち寄れるのが嬉しいところ。

会場は、特別室と同じく一階に位置するラウンジなので、眺めは抜群。三陸の海を一望できる開放的な空間で、ジャズの音色をご堪能いただけるのは廣洋館だけの体験。

「ジャズ喫茶」の始まりは2021年。立ち上げには岩手県一関市のジャズ喫茶「ベイシー」のマスターである菅原さんの協力がありました。「ベイシー」は世界中のジャズファンも足を運び、2020年に映画化もされたことでも有名な、言わずと知れた喫茶店。

同じように三陸・大船渡でもジャズを楽しむ場をつくる熊谷さんは、地域において非常に貴重な存在です。さらに年に数回は、生演奏のジャズライブも開催しており、音楽好きには堪らない場所となっています。



風光明媚な海辺に佇む廣洋館。
訪れるたびに、大船渡の美しさと季節の恵みに触れることができます。音楽や波音に耳を傾けながら、廣洋館で心豊かなひとときを。