※記事の内容は、取材時【2019年3月】のものとなります。
大船渡市集落支援員は、市の職員として、地域づくりの支援活動を行っています。支援員の(左から)佐々木典子さん・清水明香さんにお話を伺ってきました。
現在、モデル地区として『日頃市地区・吉浜地区』の2地区に入り、地区公民館と協力しながら地域づくりのサポートを行っています。地域の情報交換の場であるサロンへ参加したり、まちを歩いて地域の方とお話をして交流をはかっています。また、市などに情報を提供したり、地域の活性化のため課題解決に結びつけることも、活動の目的になっています。
おふたりが情報発信するFacebookページに名付けられた『つばきのたね』という名前には、『小さなたねがその地域で芽を出し、やがて根付いていくように』という意味が込められています。ステキな名前ですよね!
なぜ集落支援員になろうと思ったのかをお二人に伺いました。
清水さん「これまでも人と関わる仕事をしていましたが、住民との距離がより近いこの仕事に興味を持ちました。」
佐々木さん「一人暮らしや高齢者の方が増えている中で、小さな心配事を抱える人の相談に乗りたい!助けたい!という思いからこの仕事をやってみようと思いました。」
自分の思いを仕事に繋げられるってすごい!
佐々木さん「集落支援員を始めた当初は、仕事自体の認知度が低く、住民との接点が少なかったため、まずはまちを歩くことからはじめました。
私たちの活動を知ってもらい、徐々につながりを増やしていきました。」
地道な活動を続けたことで、相手との心の距離が近くなったんですね!
佐々木さん「より深い話も話せる関係になり、楽しみながら様々なことを学ばさせてもらっています。」
私も誰かと人生について語ってみたいなぁ♪
二つの地区では、定期的にサロンが開かれています。
みなさんオシャレをしてサロンに来ることが、ちょっとした楽しみになっているんだとか!
内容は月によって異なり、健康体操や手芸教室などがあります。
みんなで楽しく行うことで、参加している方同士の会話も弾みますね♪
日頃市地区では、地域の皆さんが協力し柿の葉茶づくりや柿の実収穫など、地域資源を使ったイベントに取り組んでいます。
地元の子供たちや大人、さらには観光客が参加し、新たな交流が生まれています。
子供たちにとって、おじいちゃんおばあちゃんたちと世代を越えたふれあいができ、地域の自然に触れ、心を豊かにしてくれる経験になるに違いありませんね!
佐々木さん「一番大切にしていることは、『地域の方々が自発的に行動できる』ことですね。私たちが主導で動き過ぎぬよう、地域の方々が主役!私たちはあくまでもサポート役なのです。」
その言葉から、『地域に馴染むこと』『陰ながら活動を支援すること』を同時に両立させてゆく難しさがあるのだと実感。
地域支援とは、誰かが一方的に行うものではない。それぞれが主体的に、みんなで地域を作っていくことが、地域活性にすごく欠かせないこと。フナコ改めて学びました。
そして言葉では簡単だけど、実際は難しい支援員としてのお仕事。頑張っているお二人にフナコ感動いたしました!
佐々木さん「一番大切にしていることは、『地域の方々が自発的に行動できる』ことですね。私たちが主導で動き過ぎぬよう、地域の方々が主役!私たちはあくまでもサポート役なのです。」
その言葉から、『地域に馴染むこと』『陰ながら活動を支援すること』を同時に両立させてゆく難しさがあるのだと実感。
地域支援とは、誰かが一方的に行うものではない。それぞれが主体的に、みんなで地域を作っていくことが、地域活性にすごく欠かせないこと。フナコ改めて学びました。
そして言葉では簡単だけど、実際は難しい支援員としてのお仕事。頑張っているお二人にフナコ感動いたしました!
最後にお二人から、今後やってみたいことや目標を伺っちゃいましたよ!
清水さん「地域には鳥獣被害や空き校舎問題などがあり、活用方法についてもっと話し合い、解決に向け情報共有してゆきたいですね。」
佐々木さん「柿の葉茶作り体験を続けて、地域資源をもっと活用してもらいたいなと思います。そして、活動を通じ、自分たちが住んでいる地域の素晴らしさを改めて知れるきっかけにもなればと思います。」
集落支援員の活動も3年目を迎え、今後はさらに活動の幅が広がっていくことでしょう!
大船渡でいろいろな人が関わり地域でまかれた『たね』が、やがて満開の『つばきの花』を咲かせ、地域に笑顔をもたらしますように!
フナコ、これからも応援し続けます!!
【取材:2019年3月】
2023年6月 更新
電話番号 | 大船渡市集落支援員連絡先 大船渡市役所 0192‐27-3111(担当:協働まちづくり部 市民協働課) |
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