今回お伺いしたのは『欠畑(かけはた)商店』。
美しい吉浜の海を眺められる高台に工場を構え、目の前の吉浜湾で採れた新鮮なウニやわかめを扱う海産物問屋さんです。
朝一番に漁師さんから仕入れる海の幸はどれも色・味ともに最高品質!鮮度の良いうちに加工するので、美味しさそのままの状態で私たちの手元に届きます!
絶品の『欠畑商店』の海産物たち。その秘密をたっぷりと聞いてきました〜!
1番人気は、ズバリ、ウ・ニ♡こちらでは”生ウニ”と”潮ウニ”を扱っています。
潮ウニとは、生のウニに塩を振り、水分を抜くことによって味を凝縮させたもの。
使用しているのは塩だけなので、素材本来の濃厚な旨味を堪能することができます。
加減を見極めることが難しく、一朝一夕で習得できるものではないそうで、社長の4代目欠畑豊さんが自ら行っています!
実は豊さんが潮ウニ専用の作業台を作ったんだとか。
他にはない『欠畑商店』オリジナルの台!どんなものかとても気になりますが、重要な企業秘密なので見せられないとのこと!
そう言われるとますます見たくなってしまいますね(笑)
単に塩を振っただけではウニの水分が綺麗に抜けないため、満遍なく塩が行き渡り、水分が均等に抜ける台を開発されたそうですよ。
この企業秘密の作業台ができたことにより、潮ウニの大量生産が可能になりました。
今こうして私たちが美味しく食べることができるのは、長年の研究のおかげなんですね!
こだわり抜かれた潮ウニは、やっぱりそのまま食べていただくのが1番のおすすめ。
お酒のアテに最高です。また、ご飯に乗せれば何杯もいけちゃいます。
市内のスーパーに卸しているそうなので、『欠畑商店』さんの潮ウニを見かけたらぜひお手にとってみてくださいね!
実は豊さんが潮ウニ専用の作業台を作ったんだとか。
他にはない『欠畑商店』オリジナルの台!どんなものかとても気になりますが、重要な企業秘密なので見せられないとのこと!
そう言われるとますます見たくなってしまいますね(笑)
単に塩を振っただけではウニの水分が綺麗に抜けないため、満遍なく塩が行き渡り、水分が均等に抜ける台を開発されたそうですよ。
この企業秘密の作業台ができたことにより、潮ウニの大量生産が可能になりました。
今こうして私たちが美味しく食べることができるのは、長年の研究のおかげなんですね!
こだわり抜かれた潮ウニは、やっぱりそのまま食べていただくのが1番のおすすめ。
お酒のアテに最高です。また、ご飯に乗せれば何杯もいけちゃいます。
市内のスーパーに卸しているそうなので、『欠畑商店』さんの潮ウニを見かけたらぜひお手にとってみてくださいね!
生ウニはお箸で1個ずつ瓶に詰めていきます。向きを揃えながら丁寧に入れていく作業はまさに職人技です。
しっかりとした身のみを使用しているので、よほど力を入れない限りは潰れません。
綺麗に瓶に詰まった様子はさらに食欲をそそられますね!
ウニ漁が解禁されると、1日300kgを仕入れ、加工や瓶詰め作業を行います。むき身で300kgですって!
旬の時期である5月から8月のお盆前までの3ヶ月で出荷される瓶ウニは約5000本!ご家族やパートさん総出で加工場をフル稼働させています。想像するだけで忙しそうです!
生ウニはお箸で1個ずつ瓶に詰めていきます。向きを揃えながら丁寧に入れていく作業はまさに職人技です。
しっかりとした身のみを使用しているので、よほど力を入れない限りは潰れません。
綺麗に瓶に詰まった様子はさらに食欲をそそられますね!
ウニ漁が解禁されると、1日300kgを仕入れ、加工や瓶詰め作業を行います。むき身で300kgですって!
旬の時期である5月から8月のお盆前までの3ヶ月で出荷される瓶ウニは約5000本!ご家族やパートさん総出で加工場をフル稼働させています。想像するだけで忙しそうです!
「多分吉浜のウニが1番綺麗なんじゃないですか?」と吉浜産のウニに自信満々なのは5代目欠畑直之さん。
仕入れについても、自社基準の厳しい選別を行っています。
直之さん:「色々食べ比べた結果、黄色が濃く鮮やかな色の方が甘味が強く美味しいと気づきました。そのため、うちでは色の良いウニだけを加工しています。」
長年の経験…と実際に食べたことによって導き出された答え!とても説得力があります!
吉浜といえば、この地名が付いた高級食材”吉浜(きっぴん)あわび”の存在をお伝えしないわけにはいきません。
吉浜のあわびの歴史は古く、三陸町吉浜出身の”水上助三郎”が1900年ごろに吉浜であわびの改良や養殖を始めました。
干しあわびの作り方が他の地域とは違ったことから、特別にこの地の名前が付いた干しあわび、”吉浜あわび”が誕生します。
当時、”吉浜あわび”の作り方は誰が真似しても良かったため、吉浜に止まらず県外まで広がり、各地で”吉浜あわび”作りが定着しました。
また作り方が同じであれば、どこで作られていても”吉浜あわび”の名前を使用してOK!
昔は特許申請や商標登録なんてしませんもんね…。
取材中、事務所の奥の棚から社長が何やら持ってきてくだったものが…?
なんとこちら、実際に”吉浜あわび”を作っていた時に使用していた針!貴重な現物を見せていただきました。10cmほどもある大きな針です!
特徴的な”吉浜あわび”の作り方は、大きな針であわびに糸を通し、ぐるっと糸をあわびに巻き付けて、また次のあわびに糸を通し、どんどん繋げて吊るして干すというもの。
あわびに巻きつけた糸の跡として、貝柱に1本の線がついているのが目印です。
この大きな針であわびに糸を通していたんですね!
取材中、事務所の奥の棚から社長が何やら持ってきてくだったものが…?
なんとこちら、実際に”吉浜あわび”を作っていた時に使用していた針!貴重な現物を見せていただきました。10cmほどもある大きな針です!
特徴的な”吉浜あわび”の作り方は、大きな針であわびに糸を通し、ぐるっと糸をあわびに巻き付けて、また次のあわびに糸を通し、どんどん繋げて吊るして干すというもの。
あわびに巻きつけた糸の跡として、貝柱に1本の線がついているのが目印です。
この大きな針であわびに糸を通していたんですね!
現在作られている”吉浜あわび”のほとんどは輸出用で、高級中華料理屋さんで提供されるあわびの多くが”吉浜あわび”なんですって!
高級食材の名前として世界に浸透している”吉浜(きっぴん)”。なんだか誇らしいですね!
ちなみに"吉浜あわび”のお値段は1個10万円!超高級品です...!
直之さん:「個人的には”吉浜あわび”になる前の”生”が美味しいと思います(笑)」
新鮮な”生”には”干し”とは違った美味しさがありますもんね!
どちらでも美味しいのは、やっぱり吉浜産のあわびが良いものという証拠です!
現在作られている”吉浜あわび”のほとんどは輸出用で、高級中華料理屋さんで提供されるあわびの多くが”吉浜あわび”なんですって!
高級食材の名前として世界に浸透している”吉浜(きっぴん)”。なんだか誇らしいですね!
ちなみに"吉浜あわび”のお値段は1個10万円!超高級品です...!
直之さん:「個人的には”吉浜あわび”になる前の”生”が美味しいと思います(笑)」
新鮮な”生”には”干し”とは違った美味しさがありますもんね!
どちらでも美味しいのは、やっぱり吉浜産のあわびが良いものという証拠です!
『欠畑商店』の塩蔵わかめ
三陸産のわかめは、全国でも有名ですよね。
荒波に揉まれてたくましく育つので、肉厚でシャキシャキ!
生のわかめは2・3日しか保ちませんが、塩蔵すると水分が抜けて長期保存が可能に。
塩抜きをして、いつでもご家庭で美味しいわかめが食べられます!
「一度吉浜の塩蔵わかめを食べると、普通の乾燥わかめには戻れない!」と仰るお客さんが続出する絶品のわかめです!
『欠畑商店』のめかぶ
大量に集荷されるめかぶの芯を抜いて、加工会社に出荷しています。多い時には20トンも取り扱うのだとか。
そして皆さんもきっと見たことや食べたことのある、あのスーパーの”3連パックめかぶ”に変・身!
なんかこのパックに入っているめかぶ、やけに美味しいな?と思ったら、吉浜で採れためかぶかもしれません。
通販なら『欠畑商店』の工場で加工した刻みめかぶも買うことができます!
おすすめの食べ方はお味噌汁の具材。いつもの味にめかぶを足すと、美味しさも栄養価も倍増です!
明治時代から代々続く『欠畑商店』のルーツは行商にあり、4代目の欠畑豊さんが有限会社欠畑商店として会社を設立。
現在は社長の豊さんと5代目専務取締役・欠畑直之さんが、吉浜から美味しい海の幸をみなさんにお届けしています。
今日のコロナの流行と原料単価の高騰で中小企業は厳しい状況に晒されており、直之さんたちも例外ではありません。
それでも代々続く『欠畑商店』の信頼を守るため、日々奮闘しながら質の高い商品を提供し続けています。
直之さん:「『欠畑商店』の名前で通っているところもありますからね。質を落とすのは簡単なんですよ。そこから上げるのが大変なんです。」
たまに選別基準が厳しすぎて、ウニやわかめを採る漁師さんに怒られてしまうこともあるんだとか。しかしそこはお店の意地とプライド!譲れないものがあります!
今後の展望は「他と違ったことに挑戦する」こと。
「どんな商品を作ったらお客さんが喜ぶのか」を常に考え、他にはない新しい加工品を模索中です。
厳しい選別をくぐり抜けたものなら、素晴らしい品質の新商品に違いありませんね!とっても楽しみです!
明治時代から代々続く『欠畑商店』のルーツは行商にあり、4代目の欠畑豊さんが有限会社欠畑商店として会社を設立。
現在は社長の豊さんと5代目専務取締役・欠畑直之さんが、吉浜から美味しい海の幸をみなさんにお届けしています。
今日のコロナの流行と原料単価の高騰で中小企業は厳しい状況に晒されており、直之さんたちも例外ではありません。
それでも代々続く『欠畑商店』の信頼を守るため、日々奮闘しながら質の高い商品を提供し続けています。
直之さん:「『欠畑商店』の名前で通っているところもありますからね。質を落とすのは簡単なんですよ。そこから上げるのが大変なんです。」
たまに選別基準が厳しすぎて、ウニやわかめを採る漁師さんに怒られてしまうこともあるんだとか。しかしそこはお店の意地とプライド!譲れないものがあります!
今後の展望は「他と違ったことに挑戦する」こと。
「どんな商品を作ったらお客さんが喜ぶのか」を常に考え、他にはない新しい加工品を模索中です。
厳しい選別をくぐり抜けたものなら、素晴らしい品質の新商品に違いありませんね!とっても楽しみです!
森や川の恵みも含まれた豊かな吉浜の海。
吉浜湾を一望できる工場には、代々受け継がれてきた高い品質と信頼を守るべく力を尽くしている直之さんたちがいらっしゃいました。
吉浜の絶品の海産物が私たちの手元に届くのは、弛まぬ努力のおかげだったんですね…!
『欠畑商店』の名前がついていたらまず間違いない!皆さんぜひ市内のスーパーや通販でお手にとってみてください!
2023年3月 更新
電話番号 | 0192-45-2242 |
---|---|
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 土曜日・日曜日・祝日 |
住所 | 三陸町吉浜字向野90-1 |
駐車場 | 15台 |
URL | |
shop@kakehata.jp | |
PR | ◆オススメ商品① 『潮うに』 会社創業以前から続いている、欠畑商店の看板商品の潮うに。塩からさを感じないウニの甘みが残るように塩加減を絶妙に仕上げています。また、水揚げしたその日に加工しているのでウニの鮮度を保ったまま製品が仕上がります。ウニは鮮度と粒の色が重要で、自社基準の選別で見ただけで美味しそう!と思える塩うに作りを心がけています。 ◆オススメ商品② 『塩蔵わかめ』 前浜(吉浜)で採れたわかめを加工した塩蔵わかめ。これも会社創業以前から続いている物で、今では全国のお客様にお届けすることができています。吉浜の海は吉浜川から山の栄養が豊富に流れ込んでくるので歯ごたえが良い肉厚のわかめが育ちます。自社で芯抜きをして選別、袋詰めと自分たちで製品になるまで手をかけています。 |