臼山小麦さん

大船渡に新しい風を吹かせている人、臼山小麦!

皆さん、街中でこの方を見かけたことはありませんか!?
笑顔が素敵なこの方は、2022年から大船渡市地域おこし協力隊をされている臼山小麦さんです!
以前はリュック一つで日本中を旅していた臼山さんが、帰る場所と選んだのがここ大船渡です。
なぜ大船渡に移住することになったのか。そこには来るもの拒まずなオープンな地域性があったといいます。
大船渡に魅入られ、大船渡の魅力を発信し、大船渡に新たな風を取り込むべく日々奮闘している臼山さんにお話を伺いました!

旅人が選んだ街、大船渡

大学時代にコロナの影響で予定していた海外留学が中止に。元々外に出ることでリフレッシュとアイデアを得ていた臼山さんは、このままでいいのかなと悩んだ末に、リュック一つで旅に出ました。旅に出たその先では、のびのび生きている同じような旅人たちがたくさんいました。
全国各地津々浦々を転々とし、良くも悪くもいろんな人たちと出会ってきた中で訪れた大船渡。大船渡は受け入れてくれる方が特別大勢いたといいます。
臼山さん:「リュックを背負ってウロウロしてた私をめっちゃウェルカムな雰囲気で受け入れてくれる方たちがたくさんいて、寛容度が高い街だなって。私を面白がってくれる、興味を持って接してくれる人がたくさんいたのが嬉しかったです。」

海の幸が美味しいのも大きな魅力の1つだったのだとか
昔から牡蠣が大好きだったそうですが、大船渡に来てからホタテの凄さにあらためて気づきました。
臼山さん:「牡蠣は一個で美味しいんです!でもホタテはあの貝殻の中に貝柱とか貝ひもとか卵とか!独立しても最強にうまいものたちが詰まっていてすごい!!」
美味しさで言ったら牡蠣だけど(個人の見解です)、コンテンツとしての強さはホタテだ!と力説です。
言われてみればたしかに!貝殻も可愛いですしね!稚貝とかね!ね!!


そして、大船渡には臼山さんにとって家族のような方が3人いらっしゃいます。
臼山さん:「この人たちとなら頑張りたいって思うんです」
その方たちのおかげもあり、大船渡は第2の故郷と思えるのだとか。
いろんなマチを旅してきた臼山さんに故郷と思ってもらえるってなんだかうれしいですね!

海の幸が美味しいのも大きな魅力の1つだったのだとか
昔から牡蠣が大好きだったそうですが、大船渡に来てからホタテの凄さにあらためて気づきました。
臼山さん:「牡蠣は一個で美味しいんです!でもホタテはあの貝殻の中に貝柱とか貝ひもとか卵とか!独立しても最強にうまいものたちが詰まっていてすごい!!」
美味しさで言ったら牡蠣だけど(個人の見解です)、コンテンツとしての強さはホタテだ!と力説です。
言われてみればたしかに!貝殻も可愛いですしね!稚貝とかね!ね!!


そして、大船渡には臼山さんにとって家族のような方が3人いらっしゃいます。
臼山さん:「この人たちとなら頑張りたいって思うんです」
その方たちのおかげもあり、大船渡は第2の故郷と思えるのだとか。
いろんなマチを旅してきた臼山さんに故郷と思ってもらえるってなんだかうれしいですね!

地域おこし協力隊、臼山小麦の活動!

臼山さんは個人事業主として、現在、主に3つのお仕事をしています。
1つ、キャッセン大船渡にあるコワーキングスペースの管理。盛岡の会社から委託を受けて、管理の仕事を行なっています。
1つ、自分のやりたいことをする仕事。民泊など旅に関わることや、学生時代打ち込んでいたLGBTQ研究に関する活動を行なっています。
1つ、地域おこし協力隊の活動。総務省が行なっている人口減少が進む地域への移住・定住を促進するための活動で、全国各地の自治体で行われている取組です。
臼山さんは大船渡市からの委託事業という形で請け負っており、その中で「ICT利活用推進」というミッションが与えられています。
「ICT」ってなにー!?と思う人もいると思いますが、情報通信技術のことで、わかりやすい身近なものでいえばSNSです。
InstagramをはじめとするSNS運用がお上手なイメージの臼山さん!元々お得意だったのかと伺うと、特にそういうわけでは・・・とのこと(笑)
でもでも!臼山さんのInstagramからは、とにかく本当に大船渡を好きでいてくれているんだなぁと感じられます。そして、楽しいんです!
皆さん『小麦目線の大船渡・小麦が発信する大船渡』要checkですよ!

紆余曲折の地域おこし協力隊就任秘話

地域おこし協力隊になったのはさまざまな紆余曲折の末の『ご縁』があったからだといいます。
1つ目の縁は、全国を旅をしていた時、訪れた大船渡に憧れや愛おしさを感じ、いつかは帰ってくる場所にしたいと思ったこと。
2つ目の縁は、悲しいですが内定の取り消しです。就職前に大船渡を訪れる予定でしたが内定が取り消しとなり、再び就活をすることに。
最終面接まで進み、今度こそ良い報告ができる!と意気揚々と大船渡に向かっていたところ、なんと到着直前でお断りメールが…。放心状態で大船渡に降り立ちました。
仕事もなくどうしたらいいかわからないと大船渡に帰ってきた臼山さん。その時、大船渡の家族たちが、臼山さんのために仕事がないかと方々に聞いて回ってくれたのです。
そして人から人へ『臼山小麦』が伝わっていく中で、「協力隊があるよ!」とお話をいただきました。
臼山さん:「すごく嬉しかったのが『あなたが自己実現することが、必ず大船渡のためにもなると思います』って言ってくれた市役所の方がいて」
なんて素敵な…!まさに『ご縁』!!

地域おこし協力隊になったのはさまざまな紆余曲折の末の『ご縁』があったからだといいます。
1つ目の縁は、全国を旅をしていた時、訪れた大船渡に憧れや愛おしさを感じ、いつかは帰ってくる場所にしたいと思ったこと。
2つ目の縁は、悲しいですが内定の取り消しです。就職前に大船渡を訪れる予定でしたが内定が取り消しとなり、再び就活をすることに。
最終面接まで進み、今度こそ良い報告ができる!と意気揚々と大船渡に向かっていたところ、なんと到着直前でお断りメールが…。放心状態で大船渡に降り立ちました。
仕事もなくどうしたらいいかわからないと大船渡に帰ってきた臼山さん。その時、大船渡の家族たちが、臼山さんのために仕事がないかと方々に聞いて回ってくれたのです。
そして人から人へ『臼山小麦』が伝わっていく中で、「協力隊があるよ!」とお話をいただきました。
臼山さん:「すごく嬉しかったのが『あなたが自己実現することが、必ず大船渡のためにもなると思います』って言ってくれた市役所の方がいて」
なんて素敵な…!まさに『ご縁』!!

いつまでも人類学者で

大学時代、社会人類学を専攻し、セクシュアリティ研究に打ち込んでいた臼山さん。
臼山さん:「どこにいても、いつまでも人類学者としての視点を持っていたい。大船渡の外からやってきた者として、大船渡に馴染んでは行きたいけど、慣れては行きたくはないんです」
初めて大学時代に大船渡を訪れた時に感じた新鮮さや楽しさ、感動を忘れたくない、外部からきたことを強みにしていきたいといいます。
その考えは、人類学者の手法である『参与観察(その社会に参加しながらも、客観的に社会を見る)』から来ているそうです。

臼山さん:「外から来た移住者の視点を活かし、新しい風を大船渡に取り入れたいです。目標は『風よりの水の人』。多様な人を大船渡へ繋ぐことで、新たな『風』を吹かせる。そして流入して来た価値観を地域に融和させる『水』として、寛容な地域づくりに貢献していきたいです。」
大船渡の若い学生にとっても、臼山さんは貴重な存在。今まで見てきた大人とは違うロールモデルになることができます。
またLGBTQについても、周りの大人には相談しづらいけど、気軽に話せるまちのお姉さんという感じで気軽に相談してくれたら嬉しいとのこと。
「気軽に話せるまちのお姉さん」!素敵です!


旅人として日本全国を見てきた臼山さんが、その中で大船渡という場所を選んでくれたことがとても嬉しいですね。臼山さんが大船渡を歩くたびに新鮮な風を感じることができる気がします。これからも、大船渡の魅力を臼山さんの視点で、臼山さんだからこそできる方法で伝えていって欲しいですね。益々の活躍に期待が高まります!

臼山小麦さんの基本情報

2023年3月 更新

URL
その他 出身地:長野県松本市
職業:フリーランス(大船渡市地域おこし協力隊、OFUNATO DX_Hubキュレーター等)
趣味:読書
大船渡歴:初来訪から3年目、移住して1年目
好きな食べ物:牡蠣、ホタテ
休日の過ごし方:旅、睡眠
好きな本・映画:最近読んで最も印象的だったのは、重松清の「疾走」
PR◆大船渡のオススメ
「ホタテ」
理由:
貝柱だけでなく、ヒモやたまごもこんなに美味しいとは大船渡に来てから知りました!

◆大船渡で好きな場所
「震災伝承館『潮目』」
理由:
ここに行くといろんな人に会える。
まさに人と人が出会う「潮目」です。
思い出がとにかくいっぱい!

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