名勝「碁石海岸」の穴通磯や雷岩が猛々しく佇むそばに建つ『大船渡市立博物館』。なんとも贅沢な場所にあります。
大きく分けて“大船渡の大地”と“そこに住んだ人間たち”をテーマとした展示があります。
博物館で大船渡を知れば、碁石海岸そして大船渡の景色も一味違ったものになること間違いなし!!
大船渡という大地はどのようにできたのか??早速、大船渡の大地の展示からLet's Go!!
いきなり現れる、で、でっかい3枚の岩の壁!!
碁石海岸のダイナミックな景観をそのまま抜き出してきたかのようで迫力満点です。
時の流れに沿った解説がされ、大船渡の大地がどうできたのかを知ることができます。
海底で堆積することでできた層、地下深くでマグマが冷えることでできた層...。
今を生きる私たちには計り知ることのできない、とてもとても長い流れの中にある大船渡の姿を博物館で感じることができます。
入り口を入ってすぐ左手にはシアタールームがあります。
ここでは「大船渡 その海と大地」をテーマにした映像を見ることができ、分かりやすく解説されているので、お子さんと一緒にぜひご覧ください!
(※シアターに入るとセンサーが感知し、上映が始まる仕組みです。)
オオフナコのお気に入りはこの松葉石。この松の葉のような模様がどうできたのか??
そこでその謎について、大船渡市立博物館で学芸員をされている白圡豊さんにお聞きしました。
松葉石はマグマが絶妙に冷えていったおかげで、松葉のような細長く白い結晶と深緑色の小さな結晶が生まれ、こんなにもポップな石ができあがったのだとか。自然の摂理に改めて感動です☆
大船渡の土地の歴史を学んだ後は、“そこに住んだ人間たち”を見に行きましょう。
みなさん、大船渡に貝塚があるのをご存知ですか?
そこからは貴重な土器や人骨などが見つかっています。
大船渡は海もあり山もありで食べ物には困らなかった環境が、人々の暮らしを支えてきました。
また、かつての漁の様子や津波についてなど、これまで海と人間がどのように関わってきたのか展示もあり、先人の知恵と工夫を知ることができます。
約1万年以前の地質系は白圡さん、以降の考古・民俗系は工藤さん、2名の学芸員さんが担当されています。
白圡さんは化石・地質・岩石の出来方などを、工藤さんは大船渡に住んだ人々の暮らしを明らかにして下さいますよ~!
素朴な疑問にも答えてくださるので、ぜひお話を伺ってみてはいかがでしょうか。
大船渡のディープな世界まだまだ深そうです!!
約1万年以前の地質系は白圡さん、以降の考古・民俗系は工藤さん、2名の学芸員さんが担当されています。
白圡さんは化石・地質・岩石の出来方などを、工藤さんは大船渡に住んだ人々の暮らしを明らかにして下さいますよ~!
素朴な疑問にも答えてくださるので、ぜひお話を伺ってみてはいかがでしょうか。
大船渡のディープな世界まだまだ深そうです!!
【2019年8月取材】
2019年8月 更新
電話番号 | 0192-29-2161 |
---|---|
営業時間 | 9:00〜16:30(入館は16:00まで) |
定休日 | 毎週月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館もありますのでHPでご確認ください |
住所 | 末崎町字大浜221-86 |
駐車場 | 有、大型バス受入可 |
URL | |
その他 | 入館料:一般300円 (高校生以下は無料) |
PR | 大船渡の大地の歴史と人と海のかかわり知りたいなら、大船渡市立博物館へ! 巨大な地層のレプリカをはじめ、市内から見つかる古生代、中生代の化石、縄文時代の土器や骨角器、現在の漁労用具などを展示しています。なかでも貝塚の断面は見ごたえ十分。また、体験コーナーでは、子どもたちがスケッチなどを楽しむことができます。 |