鈴木英里。この名前に見覚えありませんか?東海新報の紙面でステキな写真だなーと思うと彼女の名前であることが多々あります。
大船渡町出身で、2008年から東海新報で記者をしている英里さん。祖父が同社の創業者ということもあり、幼稚園時代にはすでに「この仕事を自分が継ぐんだ」という意識があったそう。今と同じく小さい時の英里さんも常にカメラを持ち歩き、あちこちでシャッターを切って遊んでいたんだとか。そのころから「大船渡のきれいな景色がスキ」という思いが強く、その気持ちは記者の仕事にも大きく反映されているそう。
第一印象は、やわらかいイメージのかわいらしい女性の英里さん、話をしていくとしっかり1本の芯が通っている、ぶれることのない女性。華奢な彼女からは想像できない男らしい一面も持っているそのギャップがたまりませんでした。
高校卒業後、大船渡を離れた英里さん。
フナコ「やっぱり一度は都会にあこがれた気持ちもあるんですか?」と聞くと、「それがまったくなくて。」と手を振ります。
岩手が好きすぎて、県内に進学することしか考えていなかったという英里さんですが、家族に「いろんな世界を見てみたら」とすすめられ、気持ちが変化。高3のとき「本の編集者になりたい」という夢を持ったこともあり、東京の大学へ進みました。その後は夢をかなえ、出版社へ就職。雑誌編集者として5年ほど勤めたそう。
フナコ「そのまま東京に残ろうとは思わなかったのですか?」
英里さん「思わなかった。そもそも、大船渡へ戻る前提で出ていったから。東京は今も大好きだけれど、『最終的に私は大船渡で生きていくんだ』という気持ちが揺らいだことは一度もない」
むしろ県外に出たことで地元の良さに改めて気づくことばかりで、ますます大船渡を誇れるようになったのだといいます。
高校卒業後、大船渡を離れた英里さん。
フナコ「やっぱり一度は都会にあこがれた気持ちもあるんですか?」と聞くと、「それがまったくなくて。」と手を振ります。
岩手が好きすぎて、県内に進学することしか考えていなかったという英里さんですが、家族に「いろんな世界を見てみたら」とすすめられ、気持ちが変化。高3のとき「本の編集者になりたい」という夢を持ったこともあり、東京の大学へ進みました。その後は夢をかなえ、出版社へ就職。雑誌編集者として5年ほど勤めたそう。
フナコ「そのまま東京に残ろうとは思わなかったのですか?」
英里さん「思わなかった。そもそも、大船渡へ戻る前提で出ていったから。東京は今も大好きだけれど、『最終的に私は大船渡で生きていくんだ』という気持ちが揺らいだことは一度もない」
むしろ県外に出たことで地元の良さに改めて気づくことばかりで、ますます大船渡を誇れるようになったのだといいます。
ものを書くことについては、大学時代の恩師や職場の上司から厳しい指導も受けましたが、それ以上に「あなたの文章が好きだよ」と言ってもらえることが多く、「書くのは楽しいなあと気づかせてもらえた」という英里さん。雑誌編集の仕事も新聞づくりに生かされているそう。何もかも、小さいころから目指してきた通り、東海新報で働くことに結びつけてきたんですね。
ふわふわした彼女のイメージからは想像できない一面を知ることができ、フナコは、ますます彼女のファンになってしまいました。
英里さんが撮影した写真①
ピンク色の桜と海の青さの相性が最高にマッチしていますよね~。
フナコ、大好きな一枚です。
英里さんが撮影した写真②
英里さんの大好きな場所、大窪山の一枚。ジブリの世界に迷い込んだみだい。
こんなステキな場所あるなんて知らなかった~。
「草冠作ってみたの!」と写真をみせてくれました。小さい頃よくこうやって草冠作ったり、実物をあつめてままごとしたりしたなー。このピンク色の花の蜜よく吸った(笑)この草冠、ウエディングに使えるかも!?インスタ映えしちゃうんじゃない!?後ろの雨のしずくが水玉模様みたいでまたかわいいしぃ♪
小さい頃は、身の回りのもので工夫して遊んでたなー。そんな気持ちを今も持ち続けている英里さんって、ん~ステキ♡
英里さんが撮影した写真③、④
彼女の写真は、『キレイ』だけじゃない。同じ場所なんだけど撮る場所や角度でまったく違ったものに見える、それって一番いいところを知っているからこそできることであって、ほんとに好きだからこんな風に撮れるんだよなー。
彼女の写真からはその想いが溢れ出しているような気がします。だからついつい目を留めてしまう、引き込まれてしまうのだなーと。
大船渡を愛してやまないフナコですが、彼女と話したことでますます大船渡が好きになるフナコでありました。
Q1.もしも大船渡で好きな所に住んでいい!と言われたらどこを選びますか?
『大窪山』あ、もしくは『天神山のふもと』
Q2.大船渡を知らない人に大船渡を「一言で」説明するなら?またその理由は?
『別天地』
Q3.ここが変だよ!大船渡
『横断歩道を渡るときの一礼。変ではないけど、それが当たり前に育ったから東京でやっている人がいなくてびっくり(笑)』
『4年に一度なのになんで五年祭なの?』
『歳祝の風習』
Q4.大船渡でしか味わえないもしくは体験できないことは?
『穴通磯をくぐる』これは、大船渡にきたら絶対に体験してほしい!
Q5 10年後の大船渡と自分の理想
「あれがない、これがない」とないものねだりをするのではなく、「あれがないんだけど(笑)ウケる~」っていいながら「じゃあ、どうする?」とワクワク楽しく考えられるような人がいっぱいのまちになっていてほしいし、自分もそうでありたい。年とともに腰が重くなっていることを感じているので、これからも好奇心に素直に従い、「えいやっ」と行動できるようでいられたら。
Q6 これからやってみたい・チャレンジしてみたいこと
編集者になりたかったのは、「〝あるひと〟を取材して、本をつくりたい」という思いがあったから。その目標は今も変わらない。東京の出版社にいなくてもこの夢はかなえられると信じているし、地方にいることを言い訳にしない人生を歩んでいくぞ…!と思ってます。
2023年6月 更新
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その他 |
出身地:大船渡町 職業:会社役員((株)東海新報社 代表取締役)令和2年3月10日就任 趣味:植物遊び、写真 大船渡歴:0才から18才 28歳から現在 好きな食べ物:龍華の四川そば、Cafe Marizohのカレー全種、よしの珈琲のスコーン 休日の過ごし方:家事、読書 好きな本・映画:「風の又三郎 ガラスのマント」「銀河鉄道の夜」(自分の基礎になった映画)「歓びの毒牙(きば)」「サスペリア」などダリオ・アルジェント映画(引くほど見てる) 中身問わず全て買って読んでいるのはアガサ・クリスティと恩田陸の作品 |
PR | 大船渡のオススメ<その1> 『寿限無亭』 こんなに楽しくて景色のいい場所ない。大船渡の迎賓館。 大船渡のオススメ<その2> 『夏虫山展望台』 風景が外国みたい。非日常気分を味わえる。英国のハイランドと思っている。 大船渡の好きな場所<その1> 上記2つに加え『吉浜の大窪山』 紅葉の季節をはじめ、森の美しさが際立っている。渓流もきれい。 大船渡の好きな場所<その2> 『盛の天神山公園』 めっちゃ落ち着く。桜の季節もいいけど、初夏の木漏れ日の中で読書するのもいい。 大船渡の好きな場所<その3> 『大船渡の加茂神社』 地元の神社。参道の緑が美しく大船渡の海と町が一望できる。復興の過程をつぶさに感じられる場所。 |