大船渡市立根町出身の起業家が、世界で活躍しています!
BrainMaid株式会社の代表兼コンサルタント、渡邊扶美子(ふみこ)さんです。
彼女は、企業向けのコンサルティングやコーチングを提供するほか、在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所の理事も務めています。
大船渡市で生まれ育ち、ボーダレスに活躍する彼女の働き方や生き方について伺いました。
高校卒業までの18年間を大船渡で過ごした彼女は、自然に囲まれながらのびのびと育ちました。
大きな転機になったのは、高校時代の渡米経験。
海外映画や洋楽に興味を持ち、「いつか海外に行ってみたい!」という気持ちがどんどん高まっていた渡邊さん。
ご家族の寛容な協力もあり、高校の春休みにアメリカでの短期ホームステイを実現しました。
初海外、そして現地の人々との交流で、世界観がガラッと変わったそうです。
それは「世界は大船渡だけじゃないんだ!」という衝撃!世界を広げ続ける彼女の現在に通じる、大きなきっかけとなりました。
「ボーダレスに動くことで、全部が自分のエリアになる」と語る渡邊さん。現在のなりたい姿は「国境のない自分」。
『興味・関心に従って行動してみる』、『自分の目で見る・体感する』といった、主体的に経験を積み重ねることの重要性を体現されています。
その後、12年間のオーストラリアでの生活や、大手飲料企業でのキャリア形成を経て、2022年に自社であるBrainMaid株式会社を立ち上げました。
「今まで培ってきたスキルは、自分で仕事にできるんじゃないかと悟って。やっちゃえ!みたいな。既存の企業の枠にとらわれるよりも、そこから飛び出して『自分の行きたいところ』、『自分のやりたいこと』に向かってガツガツ行けば、楽しいのではないかなと思ったんです。
現在はオンライン環境や、起業に適した環境はかなり揃っているので、誰でも挑戦できちゃう社会なんです。勇気も必要だけど、やってみたら意外と楽しい!って思っています」
と、起業への想いを話す渡邊さん。
順風満帆にも見える体験談ですが、実は起業は2回目で、オーストラリアで大失敗したことがあるのだとか。苦い経験をも乗り越え、改めて社会環境を分析し、「今ならできる!」と判断したといいます。
好奇心旺盛な渡邊さんは、『何事もやってみなくちゃわからない』というアクティブな一面と、『気になったことはとことん調べる』というリサーチ力や用意周到さを兼ね備えていらっしゃいます。
そんな好奇心を活動の中核に置いている彼女が働く上で、大事にされている二つのことを教えてくださいました。
①自分のやりたいことに従う。
②同時に人との関係性も非常に大切であり、人のためになることをする。
こうした姿勢が、周囲を牽引するリーダーシップを生み出しているのでしょう。類まれなる行動力とあたたかな人柄から、学ばせてもらうことはまだまだありそうです。
その後、12年間のオーストラリアでの生活や、大手飲料企業でのキャリア形成を経て、2022年に自社であるBrainMaid株式会社を立ち上げました。
「今まで培ってきたスキルは、自分で仕事にできるんじゃないかと悟って。やっちゃえ!みたいな。既存の企業の枠にとらわれるよりも、そこから飛び出して『自分の行きたいところ』、『自分のやりたいこと』に向かってガツガツ行けば、楽しいのではないかなと思ったんです。
現在はオンライン環境や、起業に適した環境はかなり揃っているので、誰でも挑戦できちゃう社会なんです。勇気も必要だけど、やってみたら意外と楽しい!って思っています」
と、起業への想いを話す渡邊さん。
順風満帆にも見える体験談ですが、実は起業は2回目で、オーストラリアで大失敗したことがあるのだとか。苦い経験をも乗り越え、改めて社会環境を分析し、「今ならできる!」と判断したといいます。
好奇心旺盛な渡邊さんは、『何事もやってみなくちゃわからない』というアクティブな一面と、『気になったことはとことん調べる』というリサーチ力や用意周到さを兼ね備えていらっしゃいます。
そんな好奇心を活動の中核に置いている彼女が働く上で、大事にされている二つのことを教えてくださいました。
①自分のやりたいことに従う。
②同時に人との関係性も非常に大切であり、人のためになることをする。
こうした姿勢が、周囲を牽引するリーダーシップを生み出しているのでしょう。類まれなる行動力とあたたかな人柄から、学ばせてもらうことはまだまだありそうです。
「大船渡が最終的に戻ってくる場所というのは変わらない。今後は、大船渡市の地域の活性化などに貢献する人になりたいと思っています。自分にできることを探しながら、何かしらの形で恩返しができたらと考えています。……大船渡人はとてもオープンで外からの来訪者も快く受け入れる土地柄もあるので、この大船渡ならではの魅力を発信し続け、多くの方が住みたいと思う素敵な街になってほしいと思います」と大船渡への想いを語ってくださいました。
グローバルに活躍する彼女ですが、「DNAの根本は大船渡」だとおっしゃる生粋の大船渡人。
故郷への愛情を持ち続ける渡邊さんの今後のご活躍からも目が離せませんね!
ライター 臼山小麦
(長野県出身。2022年の春、大船渡市に移住し「地域おこし協力隊」として活動する。大の旅好きでバックパック一つでどこへでも飛び回る行動派。大船渡の人や土地の魅力を知り、世界へ発信したいという想いで取材を行う。好きな食べ物は牡蠣。)
2023年3月 更新
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その他 |
出身地:立根町 職業:コンサルタント(BrainMaid株式会社代表) 趣味:旅行 大船渡歴:生誕から高校卒業まで(18年間) 好きな食べ物:磯ラーメン 休日の過ごし方:ドラマ・映画鑑賞、友人とブランチ 好きな本・映画:ウォン・カーウァイ監督の香港映画 |
PR | ◆大船渡のオススメ 『磯ラーメン』 理由:碁石海岸の”岬“の磯ラーメンは大船渡に帰ったら必ず行きます。 天気の良い日にお店のテラス席で海を見ながら食べる磯ラーメンは最高です。 ◆大船渡で好きな場所 『大船渡湾が一望できる、碁石海岸入り口のバイパス』(東海新報社の前) 理由:大船渡に帰ってくるときに必ず通るのですが、あの湾を見るたびになんて優美で絶景なんだろう思いながら見てます。 そしてそれが、私にとって大船渡に帰ってきたという実感をいつも持たせてくれるところだからです。 |